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シロツメグサ【ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。】

第1章 暗黒破壊神


あーあ。
どうするよ、もうチャイムが鳴ったんだけど!

今の状況を説明すると、目の前に教室のドア。だけどミゲルに掴まれていて入れない。
この人は一体何がしたいの?

すると、ミゲルはやっと教室のドアを開けた!
よかった。これで中に入れる!と思ったのもつかの間…
暗黒破壊神のミゲルがログインしました。

「悪いな すっかり遅れっちまった… こいつ(手に持ってるワンコ)が俺についていきたいと泣き叫ぶんでな… まさか…前世からの強い絆が… ふっ どいういことだがな…」

…おい、お前がどういうことなんだよっ!!

ここからしばらくミゲルの一人芝居が始まります。
お付き合いください。

「こいつは一筋縄ではいかない狂犬だったが… 今ならわかる お前はかつて共に死戦をくぐり抜けた相棒 地獄の番犬ケルベロス…!」

へぇそのワンコ、ケルベロスって名前なんだ

「俺はー…光と闇を司る騎士シュトゥルムフートの名で幾度となく転生してきたが… 戦いのうちにこの町に巣くう魔界の門の存在に気づいた… 門が開けばこの世は地獄と化するだろう 俺はそれを阻止すべく戦い続けその末に力尽き海へと還るはずだったのだがふと俺の…」

…はい!
まだ続くけど結構長いのでここで止めます。

毎回思うけど、よくこんな設定を思いつくよね…

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