第4章 休日
相変わらずプリクラ機の中は眩しすぎる。小さい頃、何回かコイツと来たことはあるけど、いつも思ってた。
でも、嫌じゃない。
だって…
由女『輝、もっとくっついて!カメラに入らないよ!』
そう言って由女は俺の腕にくっついてくる。
俺はもう慣れたけど、最近思う。
輝(コイツ…またでかくなってる…)←
明らかに成長している。
胸が。
し、仕方ねぇだろ!当たってるんだし…
そ、それに、くっついてくるコイツも悪い!
ーーーーーーー
撮影が終わって今は落書き中。
俺は女がするみたいに、ハートスタンプとかより、落書き派だ。
今俺は由女の顔に落書きしている。
由女『ちょ、なにこれー!』
機械によって印刷されて出てきたシールを見た由女は俺が落書きしたのを見て頬を膨らましている。
輝「いいじゃん、おもしれぇんだし。」
由女『良くないよ!もぅ!』
そう言い合っていると…
十邪「あれ…お前ら…」
由女「あ、十邪!」
輝「お前、何でここに…」
十邪「暇だったから。」