• テキストサイズ

サッカー部の君が好きなんです

第3章 入部



由女『南奈、大丈夫?』


声をかけてみるが、反応がない。
もう一度声をかけてみる。


由女『おーい、南奈ー大丈夫ー?』

南奈「! あ~由女さん…」


今度は気づいてくれたみたいで、私の方を向いて笑ってくれた。


由女『南奈、大丈夫だった?
男の人の身体とか、苦手なの?』

南奈「いいえ、ちょっと刺激が強すぎただけで~…」


えへへっと、南奈は笑う。


由女『そっか…
それじゃあ、これから私が部室にタオル運ぼうか?』

南奈「いえ~、私も慣れないといけないので~」

由女『そっか、
もう教室戻れる?』

南奈「はい、大丈夫です~」


私達は教室に向かった。


教室に着いて中に入ると、輝と十邪が女子に囲まれていた。


由女『何してんの?』

女子「あ、乾島さん!
見て見て!輝君と十邪君の筋肉、凄いんだよ!!」


そう言われ、輝と十邪の方に目を向けると、服の袖を捲り、腕の筋肉を見せていた。


南奈「凄いですね~」

由女『そうだね』


二人が筋肉を見せる度に、女の子達はキャーキャー騒いでいた。
/ 181ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp