第1章 ホラーなんてかけるのか……
『ど、どうしたらいいんだろ』
死ぬのは嫌だ。
だからといってこんないつ死ぬかわからないところにもいたくない……
宗馬「とりあえず、それぞれの部屋を決めましょう。庄磨さんもずっとここに寝かせておくわけにはいきませんし…」
涼太「あ〜、そーいや大丈夫なの?その子、いきなり倒れたけど」
宗馬さんが抱えている庄磨さんを指差し涼太さんは言う
怖くて気絶してる?
宗馬「はい、大丈夫だとおもいますよ。」
優弥「そいつ怖くて気絶してんだろ?」
孝介「………俺も………そう思う」
『……私もそう思います』
あ、今のは言わなくてもよかったかな?
宗馬「えぇ、皆さんの言うとおり気絶しているだけですよ」
やっぱり。
怖くて気絶ってどんだけ怖がりなの⁉︎
涼太「ふぅーん。そっか。じゃあ、俺部屋戻るね〜」
『え?それぞれの個人部屋を今から決めるんじゃ………』
タッタッタッとピンクの扉に向かう涼太さんを止めようとする人はいない、、、、
涼太さんはピンクの部屋で決定ってことかな?