第3章 青✴︎坂上優弥
寒い……寒い寒い寒い。
もー、なんでお母さんはいつもいつも暖房消すかな?
朝、起きるの辛くなるんだから。。。
『ふぁ、リモコン、、、どこ?…………あれ?』
動けない。
体が何かにぐるぐる巻にされてる感じ。
何これ……怖い。
てか、中に誰かいる⁉︎
ガバって効果音がつくぐらいおもいっきり布団をめくる
優弥「んっ、寒ぃ………」
『優弥さん……?』
私、部屋に入れた記憶がないんだけど……
ボーッと優弥さんの寝顔をみていると、目が覚めたのか優弥さんがすごい勢いで起き上がった。
優弥「な、なんで⁉︎なんでてめぇが俺の布団に居んだよ!!」
『それを聞きたいのは私ですよ。。。』
優弥「はぁ⁉︎何いってんだよ!!」
『えぇ⁉︎私が悪いんですか⁉︎』
優弥「そりゃ、そーだろ!」
『いや、落ち着いてくださいよ!』
そんな言い合いをしている最中なのになんでまた練るために布団を手繰り寄せるかな⁈
全く私の言うことを聞いてくれない優弥さんに長い時間がかかったが落ち着いてもらうことに成功した