第2章 黄緑✴︎野河奈 宗馬
「君が遊んでくれるの?」
小さく首を傾げる少女は真っ直ぐに孝介を見つめる
その様子を見てその場にいた3人が同時に思った
「「「本当に”ナニカ”なのか?」」」
孝介「お前、、、”ナニカ”か?」
【”ナニカ”と戦い勝つこと。】
これが屋敷をでる唯一の方法
もし、この少女が”ナニカ”でなかった場合今から行う勝負の意味はない
その事をよくわかっての質問だった
「私?私は”ナニカ”だよ。で!遊んでくれるの?」
孝介「あぁ」
あどけない顔で微笑む”ナニカ”と目の前の少女。もとお”ナニカ”をみる挑戦者【孝介】
「パンパカパーン!!お久しぶりの昨日ぶりでーす!シャネルちゃんの参上でーす❤︎」
小さな青い煙と共に”ナニカ”と挑戦者の前に現れたのは高い声で騒ぐ少女
H27.2.3