第2章 黄緑✴︎野河奈 宗馬
宗馬「貴方はこの状況をしっかり理解できていますか?」
『あの、、あっ。』
後ろへ後ろへと逃げ過ぎて壁に追い詰められる
もう、逃げ場がない
宗馬「僕たちがここから逃げられないということは貴方も飢えた獣達からは逃げられないということになりますよ?」
『飢えた………獣?』
宗馬さんの言う言葉を繰り返し戸惑う私をよそに宗馬さんは朝食を運び出す
飢えた獣ってなに?
宗馬「さぁ、皆さんが待っていますし急いで持って行きましょう」
『、、、は、はい。。。』
言われるがまま朝食をリビングへと運ぶ間私は
”飢えた獣”
が頭から離れなかった
飢えた獣ってなんのこと?