• テキストサイズ

Blue Moon☆うたのプリンスさま♪

第4章 見えない壁。


美風藍が休み続けて5日目。
少しだけど…心は落ち着いていた。

でも、やっぱり寂しくて…
美風藍に会いたかった。

映画の番宣のため、
メディアへの露出が増えはじめた。

美風さんがお休みの分、
今は私が一人で頑張らなければならない。

私は気合を入れて、
スタジオへと足を向けた。

今日は美風さんと同じ事務所の
寿嶺二さんと黒崎蘭丸さんの出る番組の人気コーナー
「教えて!恋のプロフェッサー」に出演させていただく事になった。

このコーナーは視聴者からの恋愛相談を
博士に扮した寿嶺二が答えていく。というコーナーだ。

スタジオに入ると、
既に寿さんと黒崎さんはいらっしゃった。

私は足早に二人の元へ向かうと、
挨拶をした。

「お疲れ様です。今日はよろしくお願いします。」

私がそう頭を下げると、
二人も挨拶をしてくれた。

寿さんは常にニコニコとしている方で
対照的に黒崎さんは常に冷たい感じの方だった。

二人は美風さんとユニットを組んでいたらしく、
仲がいいようだった。


/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp