第7章 何かありましたね?*nino*side
ガチャンっ
「もぉ…おじさん…
タイミング悪い」
「…え?ふふ…ごめんね?
あ!相葉ちゃんに伝言…
あとでいっか…」
「伝言?」
「うん。なんかちゃんがね?
4回にします。って…何なんだろうね。」
そんなの聞かれても…
ていうか二人の距離が今日で
一気に縮まった気がするのは
俺だけですか?
「で、わかったの?
興味か恋かS心か?」
あぁ、それね。
焦ってる自分を見るとさ…
「恋に進みたい…ですけど…
まだ…分かんないです。
なんか…うん。気になる…」
「そっか…
まぁ、オイラは見守るよ。」
大野さんの言葉に安心したけど
でも何故か苛立ちは収まらなかった。