第5章 これは興味?*nino*side
でも予想外にちゃんの
終わる時間は遅くて…
「来ちゃいました」
ドーム内で仕事をする
ちゃんのところに
ビールを持って行く。
『だから言ったでしょ?
あたし、遅くなりますけど…って
すいません。せっかく…その…』
申し訳そうに俺の渡した
ビールをあけるちゃん
でも、飲むところで急に止める
ちゃん。
「そんなこともあるかと思って
はい、どうぞ?」
そう言ってビニール袋から
もう1つサイダーを取り出した。
きっと意志は固いと思ってましたけど、
人格変わるの見たくて意地悪しました。
『すいません。
アイドルさんに気を使わせて…』
「いいですよ。
じゃあ明日もがんばりましょうね」
そう言って乾杯した俺と彼女