第5章 これは興味?*nino*side
「たぶん、Jなら…
スタッフさんと話してるかも」
『そうですか!
わかりました。探してみます。』
まぁ、この子の気持ちなんて
俺に対しても相葉さんに対しても
全く分かりませんけどね?
「あ…ちゃんは
仕事終わったら空いてます?」
帰り際のちゃんに
そう言うと彼女も相葉さんも
体をピクッとさせる。
大野さんのいう通りかもしれませんね。
ちょっと…二人の反応を見ていたい
っていうS心もあるかも。
『えっと…それは…』
「もちろん二人ですけど?
だめ…ですか?」
『えっと…えーっと…』
この上目遣い作戦で
勝った人はいませんよ?
やっぱり、ここは…
『……遅くなりますけど…』
うわ…。
予想外に可愛かったんですけど。
予想外でしたわ、本当に…
どうしよう、相葉さん
早くしないと恋におちますよ。