第4章 ニノの本気*相葉*side
〈お疲れ様でした!
次、二宮さんお願いしまーす!〉
そうスタッフに言われたニノは
残念そうな顔でこっちに来た。
ニノってあんなに顔にでるタイプ?
もしかして…本当に?
「相葉さん、短いです。
まぁ…収穫は十分取れましたけどね?」
そう言ってニコッと笑うニノ
この笑いはきっと何かがあるな?
そう思いながらも、
ステージ下のイスに座って
ニノのソロを見ていた。
その間でもニノの
あの子に対するちょっかいは頻繁で
カップルかと思うくらい。
「ニノ本当に本気なんだね。」
と横でリーダーが驚いてるくらい。
ニノの愛はみんなが認めるほどだった。
「ねぇ…リーダー?
リーダーはどう思う?
ニノ、何考えてるんだろう」
「さぁ?
今回は不明だけど…まぁ
高見の見物でもしとくかな?」
やっぱりリーダーなんだな、ここも。
そうだよね。
ま、ニノのことだから
何かは考えてるんだろうけど…。