第4章 ニノの本気*相葉*side
「なに相葉さん…さっきから…」
「え?ううん。何にも!」
ジッとニノを見ていたら
気づいたのか俺の方を振り替える。
「あなたね、ずっと見てて
何も無くはないでしょーよ。」
そう言って半笑いのニノに
松潤が笑いながら俺らの間に入る。
「相葉さんはあれでしょ?
照明のとのことを
聞きたいわけだ…ね?」
うっ…図星。
ていうか松潤もう呼び捨て!?
さすが…道明寺…
「なんだ。それですか?
そうですね…気になります?」
うわっ…ニノのその上目遣い…
もう…聞くなって脅してんじゃん。
「別に…別にだけど!
一応、興味あるみたいだからさ?」
「ふふっ…興味はありありですよ?
あの子おもしろいし?
見てて飽きないって感じです。」
「それって…好き?」
そう言うとニノはまた裏のある
笑い方で俺の頭に雑誌をのせた。
「それは秘密です。
さぁ、衣装に着替えましょー?」
あー…今そらされたな。
でも、なんでひっかかるんだろ。
別にどうでもいいことなのにさ?