• テキストサイズ

泣き虫な二人

第39章 プロポーズ*相葉*side


まだ少し寒い海

そこには俺の愛しい人がいる。


携帯を取ってあそこにいる
彼女に電話をする。



〈……っ…〉


「泣き虫」


〈っ…ごめん…っ…ね〉


風に揺れる長い髪
すぐに触れたくて白いドレスを
片手に彼女に近づく。


〈あたし…っ…のが軽かった
雅紀はちゃんと考えてた…っ…のに…〉


「……うん、もういいよ」


〈え…っ…嘘……〉


俺が離れると思ったのかな?
すごい声が震えてる。



「無理にでも結婚しちゃうもんね」


〈へ…?〉


驚いてる体にそっと腕を回して
抱き締めた。



「だめ?」


『ま…さき…』
/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp