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泣き虫な二人

第34章 嫉妬しないの?*相葉*side


『相葉さん』


愛ちゃんと話してると
足を少し引きずってるが来た。

あ…怪我してんだった。
ニノにお子ちゃまって言われるわけだ。


「な…なに?」


『照明のチェックするので
こちらに来ていただいていいですか?』


そう言って前をゆっくり歩く
の腕を俺は掴んでた。


『…仕事中なんですけど』


「ボランティアだもん」


そういうと、ふふっと笑う
やっぱりその横顔は、
綺麗で…誰にも渡したくなくて…

やっぱり俺がいつも負けてしまう。



「ねぇ…嫉妬しないの?」


『……じゃあ、ここに座ってください。』


そう言われて一応は座るけど
気になって仕方がない。

ねぇ…なんで余裕なの?


「ねぇ…俺のこと好きじゃないの?」


『……仕事中です…』


ねぇ…いつも相葉くんばっかだよ。
そんなの疲れちゃうじゃん。
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