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泣き虫な二人

第34章 嫉妬しないの?*相葉*side


『嫉妬…しましたよ。』

俺にはわからないチェックをしたまま
がそう言って驚いた。


『動かないで…』


「あ、は…はい」


そう言われてちゃんと
椅子に座る。


『見るからにニヤニヤしてるし…』


うわっ…オッサンだな。


『髪の毛とか触るし…
雅紀…かっこいいし…
あの子、話しかけられて照れてたし…』


「……」


『あたし…余裕ない…から…』


そう言った瞬間、俺は強く
を抱き締めていた。


『ちょっ…動かないでって…』


「そんなの知らないもん…
はぁ…よかった。
嫉妬してくれないから困った。」


『しますよ。好きなんだから…』


もぉ…そんなこと言っちゃう
子にはね…チューしちゃう!



『んっ……ちょっと…仕事中…』


「俺はラブラブ中」


『んっ…』


やっぱり負けだ。
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