第2章 強いあの子*相葉*side
飲み初めて2時間くらい
経っても彼女は麦茶だけ飲んでいる。
「本当に麦茶だけなんですか?
それは相葉さんもですけど…」
とニノが彼女に問いかける。
俺と彼女のコップを見ながら…
『え…あ、はい。
仕事に支障あるとまずいんで…
あたし、器用じゃないし
それに…お酒飲むと人格変わるんで…』
そう言った瞬間に
何故かスタッフの顔が青ざめた気がした。
絶対何かがあったんだよね、これ。
「へぇ…飲ませたくね?
そう言われると…さ…って皆?」
松潤がそう言いかけると
スタッフ全員、首を一生懸命ふる。
本当に変わっちゃうんだ。
でも見てみたいけどね。