第2章 強いあの子*相葉*side
ガララーっ
飲んでいて30分くらい経ったとき
個室に入ってきたのは、
長年この業界で知られてる稲葉さんだった。
「すいません、遅れました。
ほれ…入れ」
そう稲葉さんが言って
ヒョコッと入ってきたのは
噂のあの子だった。
『…お、お邪魔します。』
「嵐さん、こいつ
って言います。
照明のリーダーを今回勤めてるんです。
よろしくおねがいします。」
『お願いします!』
そう言って彼女は
また大きく一礼した。
「もう、十分盛り上げってますよ?
照明リーダーの話で?」
なんて、ふふっと
ニノが笑うと皆も笑い出す。
その反応に困った表情をする彼女
「ここ座ったら?」
そう言う翔ちゃんに
びっくりしてる彼女にちょっと微笑む。
あれ?目でおってる?俺。