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隻眼男と白兎

第2章 日常へのサヨナラ、非日常コンニチワ


…数時間前………


18時30分。


ワタシ、新 チサは人通りの激しい駅通りを歩いている。

人通りが多い場所だが、横切る人横切る人が私をチラッチラッ見てきてなんとも居心地が悪い。


私が美少女だからってそんな見とれなくてもいいのにw


なんていうのは冗談で、多分原因は私の服装にある。



と、いうのも今日は私の通う大学の弓道部の練習試合があったのだ。


自分で言うのもなんだが、私は弓道がめっちゃ得意。
今日の練習試合だって
肩慣らしにならないほどの圧勝で終えてきた。

中学時代から弓を触り矢を射ってきたワケだが

多分プロレベルでも圧勝だろう。

たくさんの人はやれ全国やら、やれオリンピックやら言ってくるが、そーゆーのは面倒なので性に合わない。


例えば、漫画の世界に行ったとしてそこでの実戦とかのがいいな(^ω^)

…いや、でも本当にそうなったら困るので妄想はこれぐらいにしとこう。

なんたって私はチキンである。死ぬのはゴメンだw



というワケで家が近いのもあり弓道着で歩いている。

まぁ着替えるの面倒いしね(コッチが本音)


道着に弓矢を携えていれば誰しもが二度見する。

弓道やってる人なら誰しもが通る道だろう。



普段ならこの格好の時は人通りのない我が家までの道をまっすぐ帰るのだが、
今日は何にも代え難い理由がある。



今日は大好きな銀魂の発売日!!!
しかも確か今回の話は
大好きな隻眼中二病のあのお方が活躍する話なはず!
何があっても!例え死んでも手に入れる!←




なので本屋に寄るべくこんな道を通っている。




そんなこんなで歩いていればすぐに目的の場所に到着した。


さぁ!待っててね!銀魂ァァァァァァァア!!!




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