• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第44章 倒そう




そう思いながら彼は黒子のパスを使い木吉にパスを出し、木吉はシュートを決めた

そこで観客から「誠凛堅実に2点返すー!!」との言葉で、土田は「堅実って言うか…」と思い、伊月はようやくそれに気づいた



伊月
「(今誠凛はシューターがいない…!赤司の3Pで思い出した…撃つだけなら火神・コガ・俺にでもできる…が、成功率は日向に遠く及ばない。よほどの好場面でなければ撃てないんだ!!!)」


木吉
「(洛山には赤司以上に怖いシューターがいる。もし3Pを多用してこられたら…!)」



そう思った矢先赤司からボールは実渕に回され、彼は「アタシは小太郎みたいに相手によってやる気コロコロ変わったりしないわよ?…って、なんでアンタちょっとドヤ顔なわけ?」と小金井の顔を見ながら言った

すると小金井は「…え?」と戸惑いを見せてから「なんででって…どーだウチの伊月は凄いだろう。的な?」と返し、「は?」とまた実渕は返した

それに彼は「は?って…え?あれ?だってさ…今おしてるの、誠凛じゃないの?だから俺も頑張るぞ!…みたいな」と落書きのような顔をしながら言って、彼の返し方に実渕は「リアクションしづらい!!」と少し戸惑っていた

だがしかし、次の瞬間に小金井は真剣な表情で守りに入っていた



実渕
「(いきなり豹変するわね!天然っていうか…なんとなく小太郎に似てるかも)」


福田
「カントク…」


相田
「正直実力差はここのマッチアップが1番大きいかもしれないわ…特に大きいのが経歴の差…高校からバスケを始めた小金井くんに伊月くんみたいに相手より先をお読むような方法は使えない

けれどテニスで培った運動神経は折り紙つきよ!器用貧乏は技の話、未経験者でここまできただけのものは持ってるわ!」








/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp