第37章 小さな変化
青峰
「そんじゃ、俺のクセとかもわかってんのかよ」
黒子
「青峰くんは単純色々分かりやすいですけど…」
青峰
「おいっ!」
黒子
「嘘をつくときは必ず、目をそらしますね」
青峰
「!あー…まいったな、やぶへびだったか…」
黒子
「だから別に話せとは言いませんよ。そのうち、話したくなったら話してください」
黒子の言葉に青峰は目を見開いてから少し申し訳なさそうに笑いながら「…ああ、わかった」と言った
そこに黄瀬と緑間と紫原がやってきて「あ、いた!青峰っち黒子っち!」と話しかけてきた
黄瀬
「帰りみんなでアイス食ってかねーッスか!」
青峰
「おー、そうだな」
黄瀬
「桃っちは?」
桃井
「あ、私ちょっとこの試合のデータとか赤司くんに持ってかないといけないから…」
紫原
「最近さっちん情報収集とかそーゆーのよく赤ちんに任されてるよねー」
緑間
「ごくろうなのだよ」
桃井
「あはは、なんか意外にこーゆーの私に向いてたみたいで…」
青峰
「じゃ、また今度ね」
桃井
「うん。じゃーねー」
そう言って桃井が5人と別れてから後ろを振り返ると仲良さそうに彼らは帰っており、思わず彼女に笑がこぼれた
そんな彼女にも同じマネである2人が迎えに来ていた