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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第37章 小さな変化




紫原
「ちよっと赤ちーん、手ェ抜いてない?」


赤司
「まさか、俺はいつも通りやっているよ」


紫原
「もー…
(こんなまどろっこしいことしなくてもさー)」


緑間
「(まったく…安い挑発なのだよ。こうなることなどすぐわかった。けどだからって…)」



黒子が征十郎のパスした先には、黄瀬と青峰がおり、黒子は「あれ?」と2人は「え?」と呟いた

そしてドカッという音と共に2人はぶつかった



青峰
「いってぇー、何やってんだよ黄瀬ぇ!今のはテツから俺のリターンだろ!?」


黄瀬
「なんでッスか!どー考えても俺へのパスだったじゃないスか!」


青峰
「はあ!?俺だろ」


黄瀬
「俺ッス!」



両者共に譲らず、そのうちギャーギャー喧嘩を始める黄瀬と青峰に2人は「…はぁ~!?」「なぜお前らもケンカを始めるのだよ!」と言ってから溜め息を吐き、「ハァー…。なんかもー、アホらしくなっちゃったー」と紫原は言った

緑間も同じく「とりあえず…みっともないのは分かったのだよ。黒子」と見ると、彼は吐いていた
その様子を見た赤司は外へ行くのか虹村とすれ違う際に「…どうやら解決したようです」と言った

だが紫原はそっぽ向きあくびをしているし、黄瀬と青峰は喧嘩、黒子は吐いており緑間はそれを心配している。そんな彼らの様子を見た虹村は思わず「…どこが?」と言葉をこぼした


翌日、体育館に黒子が来ると赤司は3on3の事をご苦労だったと言い、紫原は「ちょー吐いてたけど大丈夫ー?」と心配していた
頭を撫でてくる紫原に黒子は「なんとか…」と返しつつ「やめてください」と拒否していた

周りを見ると少し人が足りないことに気づいた黒子は赤司に問いかけた



黒子
「青峰くんと黄瀬くんは…それに緑間くんも…休みですか?」


赤司
「ああ、今日彼らは2軍の試合の同伴だ。ちょうど今やっている頃だろう」



その頃青峰は2軍の試合に出てシュートを決めており、50点目を決めていた



桃井
「青…峰、くん…?」


青峰
「(おいおいもしかして…1番絶好調なのって…俺じゃねーの!?ははっ負ける気がしねぇー)」



その後色んな試合で青峰は活躍し、同時に相手校の選手の虚ろな目を見ていた






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