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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第6章 海常vs桐皇






火神
「(身体能力だけで言えば黄瀬は青峰に負けてねー…が、速さとそれを生かした青峰の1on1を止めるなんて…できんのか!?)」



ドリブルをつく青峰は一瞬パスのような素振りを見せたが、そのボールは自分自身が受け取って切り返した

その切り返しに黄瀬は反応し、青峰は型のないシュート(フォームレスシュート)をした

それを黄瀬はバチッと止めて、手でキャッチした



原澤
「なっっ!?」


火神
「マジかよ…」


観客
「今度こそ完ペキ…あの青峰を…止めたぁ!!」


観客
「うおお、スゲー!!」


海常
「よぉーし。ナイスブロック」


今吉
「(さすがにたまげたで。1対1で青峰止めた奴始めてみたわ)」


青峰
「…やるじゃねーか。まさかマジで止めるとよ」


黄瀬
「毎日青峰っちと1on1やって、毎日負けたのは誰だと思ってるんスか
アンタの事は、俺が1番よく知ってる」


青峰
「…なるほどな」



黄瀬の言葉に桃井の脳内に、名前がいた頃の帝光の記憶が流れ始めた

内容は青峰と黄瀬の1on1で、彼女は監督に呼ばれていたことに気づかなかった



原澤
「…さん、桃井さん」


桃井
「え!?あっスミマセン!」


原澤
「青峰くんに黄瀬くんのデータ、渡してありますか?」


桃井
「すいません。それが…どうしても受け取らなくて」


原澤
「じゃあ…DFも一筋縄ではいかなそうですね…」


桃井
「いえ…大丈夫です。他の4人にはわたしてあります
過去の情報も、未来の情報も」



そんな桃井を見つめるのが友達であった名前

彼女は実際、こちらに来てからずっと記憶があった桃井に気をかけていた

だがそれを言葉にすることは、しなかった










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