第33章 洛山VS秀徳
翌日の朝、火神は自室のベットで目覚ましが鳴るより先に目が覚めた
彼「…フゥ(いよいよだな。WC準決勝…海常…黄瀬との再戦…!やってやる…!)」と意気込んで、ベッドから立ち上がろうとすると声が聞こえ、その方を見るとアレックスが裸で寝ていた
火神
「アレック…どうしっ…なんで俺のベッドで寝てんだよ!?」
アレックス
「ちょーさみーから布団はぐなよー」
火神
「なら服を着ろォ!!」
火神はそう言いながら流星のダンクを使って彼女へと服を投げつけた。アレックスはその事に「テメェ師匠が教えた技で服たたきつけるだと!?」と驚いていた
その後彼女は服を着て、火神は「…ったく」と言いながらアレックスの分まで朝ごはんの目玉焼きを作っていた
火神
「アレックス…昨夜は大丈夫だったか?あとタツヤは…」
アレックス
「ああモチロン、だから寝てたし。タツヤもかすり傷だ。あのあとすぐにホテルに帰ったよ」
彼女の話を聞いた火神は「そうか…」と言い、朝ごはんを彼女の前に出していた
アレックス
「…あの時お前が何しに来たのかだいたい検討はついてる。心配すんな、それはきっとタツヤも同じだ
今は次の試合に集中しな。WC開催中は東京にいると言っていた。落ち着いたときに改めて話せばいいさ」
火神
「…ああ」
アレックス
「それより支度はできているのか?」
火神
「ああもちろん。。。あれ?」
彼がバックからバッシュを取り出すと、靴底がまるで口を開いたようにべろん…と剥がれていた。その事に火神は「ウソォー!!?」と声をあげた
そこで彼は監督で相田に電話をすると、「なにぃ!?バッシュが壊れたぁ!?バカタレェ!!てゆかなんで一足しか持ってないのよっ!?」と怒られた
火神は「いや買いに行くの忘れてて…今はいてんのも買ったの最近だからいいかなって…」と言い訳をしていた
相田
「ったくなんなのあんたらは!!こんなことまでタイミング合わせないでよね!」
火神
「すんま…「ら」?」
相田
「よかないけどちょーどいいわ!彼も今出た頃だと思うから!至急合流して新しいの買ったら2人で会場直行!いいわね!?」