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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第29章 紫原VS黒子




日向
「…おし、全員準備はいいな?行くぞ!」


「おおお出てきたぁ!!創部2年で快進撃を続ける驚異の新星!誠凛高校!!」



日向を先頭に出てきた誠凛に観客は頑張れーと応援の声を掛けていたアレックスもそんな彼らの様子を見守っており、火神は手に持っているリングを見つめ氷室との思い出を思い出しながらギュッと握り前を向いた



相田
「わかってると思うけど今日の相手は桐皇と同じかそれ以上…生半可な手は通用しないわ。スタメンは最大火力の5人!全開スタートで行くわよ!」


日向
「よっしゃ!!」


木吉
「ちょっとカタいぞ日向、楽しんでこーぜ」


日向
「わってるよ!」


伊月
「あと特訓の成果も期待してるぜ2人共!期待していきたいなってね」


火神
「トーゼン!あと気ぃ抜けるんでダジャレはやめろです」


伊月
「え」


黒子
「ばっちしです」



誠凛が円陣組んで気合を入れていると、そこに陽泉高校がやってきた。観客は彼らのことを「2回戦・3回戦前代未聞の無失点勝利、絶対防御(イージスの盾)陽泉高校!!」と呼んでいた

そしてやはり身長が大きいことを改めて言っており、中3人は全員規格外の2m越!!と言っていた



荒木
「相手のスタイルは昨夜ビデオで見たとおりだ、出だしからガンガンくるぞ。だがやることはいつもと変わらない
すべてはねかえして見せつけろ、陽泉の力を。よしいけ」


「おう!」


岡村
「んじゃまぁ、行こっかい」


氷室
「準備はいいかい?」


紫原
「ん。おっけー」



全員並び終えたことにより試合は開始され、主将同士の握手が行われた



日向
「(でけぇ…今までの相手もでかいのはいなかったわけじゃねーが…2m3人いるとなんつー迫力…ホントに同じ高校生か!?
桐皇の刺すような威圧感とは全く違う…まるで…深く根を下ろした大木のような…不動の威圧感…!!)」



握手を交わした日向は上のように感じ、改めて陽泉のことを警戒した。そしてジャンプボールの用意をした彼らの中心には跳ぶ2人がいた

誠凛からは木吉、陽泉からは紫原とやはり大きいふたりが出てきており、紫原は木吉に話しかけた







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