第28章 緑と青と2,3回戦
一方誠凛は火神の家で陽泉の試合のビデオを見ていた。彼らはそのビデオを見て驚愕し目を見開いた
伊月
「今日観戦してても思ったが…やはり尋常じゃないぞこれは…」
小金井
「てゆかこれバスケの試合だよねコレ!?」
伊月
「地区大会の強豪と弱小の試合なら似たスコアにならなくもないが…全国大会の…しかも2回戦・3回戦続けてだぞ!?」
木吉
「超攻撃型の桐皇とは完全に対局だ。2試合連続無失点…!」
相田
「鉄壁と言う比喩すら生温い圧倒的な守備力。これが陽泉高校…!!」
その頃陽泉もホテルのテレビがある大きな会議用のような部屋で誠凛の試合のDVDを見ていた
荒木
「…とまあこんな感じだ。とりあえずどう見る岡村?」
岡村
「…いいんじゃないですかね、骨がある。特にツボに入った時はとても1・2年生だけのチームとは思えん。あの桐皇と点の取り合いで勝ったぐらいだ
攻撃力だけならもはや今大会NO.1と言ってもいい。明日が楽しみじゃい
超OF型チームと超DF型チーム、最強矛と盾どちらが上かな?」
紫原は頬杖をつきながらテレビ画面の黒子のことを見ており、また黒子達も画面の紫原のことを見ていた
翌日、黒子は青峰のシュート練習に行っており青峰は黒子に「10本中7本か…これならまー実践でも使えんだろ」と少々やる気無さそうな顔をしながらしていた
桃井
「スゴーイテツくん♡」
黒子
「痛いです桃井さん」
青峰
「ジャマしに来たんなら帰れよオイ」
桃井
「…けど。こんな短時間でいったいどうやったの…?」
青峰
「別にたいした事はしてねーよ。中学の時は必要なかったから考えなかったし気付かなかったけど、テツのシュートの下手さはパスに特化したスタイルの副作用みてーなもんだったんだ
まぁ元からセンスはねんだけど」
桃井も頷いており、黒子はショックなのか「え」と声を漏らした。彼はそんな彼の副作用をなくせば人並みには入るようにすぐ戻ると説明していた
彼はそれに視線誘導を組み合わせれば十分武器になると言っていた。が、彼は心中では気になることがあった
「テツにいまのスタイルを教えたのは赤司だ。アイツはこのことに気づかなかったのか…?」と思っており、それとも…と別の考えを始めたが、「青峰くん」と話しかけた黒子の声に遮られた