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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第28章 緑と青と2,3回戦




WC3日目2回戦、誠凛高校の3回戦進出を皮切りに、同時刻同コートの陽泉高校も間もなくそれに引き続き、海常・秀徳・洛山、「キセキの世代」擁するほか3校も危なげなく快勝。優勝候補に目されるチームはそれぞれ順調にコマを進めた

続く4日目、3回戦。第3Q終盤新潟の古豪森園北に一時リードを許すが第4Qから黒子・火神を投入し残り3分で逆転に成功し、そのまま誠凛は準々決勝進出を果たした

そして陽泉高校も準々決勝進出を決め、次の誠凛の相手は陽泉高校と決まった



相田
「わかった。ありがとう。すぐに取りに行くわ、場所は――」


伊月
「3回戦も海常・秀徳・洛山をはじめ強豪が勝ち残ったな」


日向
「これでベスト8…いよいよ絞られてきた。そして…俺達の準々決勝の相手はやはり、陽泉高校だ!」


相田
「じゃあこのまますぐ火神くんの家行くわよ!友達に頼んで昨日・今日の陽泉の試合撮っておいてもらったから、急いで次の陽泉の対策を練るわよ!」


「おう!」


アレックス
「…あワリィ、ちょっと便所」


火神
「分かったからトイレっつってくれ」



アレックスがトイレに行き、用が済んでからハンカチで手を拭いていると陽泉のジャージを着た選手がぞろぞろと歩いてきた。「こいつらはタイガ達の次の相手…陽泉高校…!!」と見ていると、彼女は「ってことは…」と思い出した

するとそこにちょうど氷室が現れた。アレックスが腕を首に回し「タツヤー!会いたかったぜおーい♡」と言うと彼は「ビックリしたな…いつ日本に?」と平然の顔で対応していた

そしてキスをしようとするアレックスに氷室は彼女の唇に人差し指をあて「ダメだよアレックス、日本じゃキスは目立つからね」と止めた



氷室
「…とりあえずどこか2人きりになれる場所へ行こうか。すみませんちょっと外していいですか?すぐ戻ります」


福井
「お…おう」



2人がその場をを離れた瞬間に陽泉の選手はやっと固まっていた状態から戻った。福井が「なんだったんだあのキンパツねーちゃんは!」と声に出して岡村に同意を求めると、彼は「なぜじゃあ~!!」と泣き始めた








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