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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第27章 祝勝会と外国人





火神
「どうぞ…」



彼に案内された通りに部屋はいると日向先輩はバックを落とし、小金井先輩は「ひれぇぇ!!」と声をあげた。その声に苦笑いを浮かべながら、ギャーギャー騒ぎ出したのを見守っていた

特に小金井先輩はその広さに興奮したのか部屋を走り出し、水戸部先輩が心配そうに追いかけていた



土田
「火神おまっ、ここ1人で住んでんの!?」


火神
「ほんとは親父と住む予定だったんだけど、転校とかもろもろ手続き終わった後急にアメリカ戻らなきゃならなくなって俺だけ残ったんす」



…ごめん火神、一応覚えてないだろうけどもそれあたしのせいだわ。いやでも原作でも同じこと言ってたし…いいか、うん

とりあえず知らないであろうからいいだろうと思い改めて周りを見渡すとまあ1人暮らしには広いなぁ…と思いながら荷物を部屋の隅に荷物を置かせてもらった



伊月
「研究は学校でやるつもりだったけど…ここなら近いし色々手間がはぶけるな…!」


黒子
「火神くんってイヤな奴だったんですね。僕もう影やめます」


火神
「なんでだよ!?やめます!?」


日向
「(しかしなかなかストイックな部屋だな…最小限の家具とバスケットボールと雑誌があるぐらい…マジで頭ん中食う・寝る・バスケしかないんだなー)」



テツヤの言葉に苦笑いをしながらさっき買った材料で料理を作ろうと思い袋を探したが見つからず、まさかと思ってキッチンを見ると監督が嬉々として作っていた

そんなあたしに気づいたのか、監督はにっこりと怖い笑みを浮かべてこちらへ箸でブツを掴みながら歩いてき先ほどいたリビングらしき部屋では先輩たちが監督のことを話しており、もっと早く気づいて欲しかったと思いながら後ずさっていた



相田
「名字ちゃん、味見頼んでいい?」


名前
『え、あの』


相田
「いいから来い!」


名前
『はいぃ!』



腕を引っ張られて寄せ鍋の何かを食べさせられる。このまま死ぬと思いながら噛んでいると意外に美味しい…!と思い、目を見開いた

そしてそんなあたしを見た監督はそのまま鍋を持ちリビングへと行った










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