第25章 青峰VS火神
「追いかける桐皇!!誠凛の勢いを止められるか!?」
今吉
「…全く」
今吉はシュートのフェイクをし若松へとパスを出し、受け取った彼はシュートを決めた。フェイクにつられたことが悔しいのか、伊月はくそっ…と言いまた試合は再開された
今吉
「勢いを止められるかやて?ずいぶんみくびられたもんやでホンマ」
「今吉が黒子のマーク!?」
今吉
「知っとるか?鏡越しにしか見えないもんもあるらしいで」
黒子
「…?」
伊月
「(黒子封じ…!?いや…そんなことできるわけない…!?)」
「秀徳の高尾が持つ鷹の目でもお前の蜘蛛の巣でも止められなかった…気合いでどうこうできるもんじゃないぜ黒子は。一体何を企んでるのかね」
「ふはっ、知るかよそんなこと…まあ…適任ではあるかもな。あの日とほど性格ワリー人間いねぇからな」
「よくわかんねーけど」
そこにWC出場をかけて戦った彼らがやって来て、今吉の性格の悪さについて語っていた。彼は同中であるが故に彼の性格を分かっていたのだ
今吉がマークになった途端黒子はマークを外せなくなっていた。彼は今までの戦いでなんとかピンチから脱してきた。伊月はそれを見て「視線誘導が効いてない…!!」と思い、それは完璧な黒子封じなのだあと直感した
黒子
「……」
今吉
「そー邪険にせんでぇな、仲良くしようや」
そんなことを見ている桃井の脳内では青峰がいないインターバルの時の事を思い出して、思い出していた
もちろん今回の黒子封じを案を出したのも、彼女であったのだ