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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第24章 青峰VS黒子




景虎
「お、よしよし、ちょうど始まるとこみてぇだな。フィー
さてどこまでやれるかねアイツら…ん?アレ!?」



盛り上がっている観客席では相田の父景虎がサングラスを掛けていたのを外しながら観客席に座った

そしてコートの方を見ていると懐かしい顔を見つけたのか目を少し細めながらその人の方向を見た



景虎
「カッちゃん(原澤:桐皇の監督)じゃねーか!アイツ監督やってたんか!そりゃ強えわけだ!ぶはははっ」


中谷(秀徳の監督)
「相変わらず騒がしいな、トラ」


景虎
「…マー坊」


中谷
「まさかこんな所で会うとはな」


景虎
「マー坊じゃねーか!久しぶりだなオイ」


中谷
「頼むからウチの選手の前でマー坊はよせ」



騒がしい人とマー坊という意外なあだ名によってか、秀徳のスタメンは「マー坊…」、「カントクの知り合い!?」、「こんどドサクサに紛れて呼ぼう…マー坊…」と驚いた顔をしながら思っていた

また、最後の悪いことを企んでいるのは高尾で、緑間は特に気にしていないようだった



中谷
「それよりなんでこんなトコにいるんだトラ」


景虎
「あー?いや何…ちょっとな、教え子の試合見に来ただけだ」


中谷
「…!誠凛か?」


景虎
「ああ。ま、教え子っつっても1ヶ月足らずだけどな」


中谷
「トラ…もう監督はやらんのか?」


景虎
「はあ?よせやい俺が人に教えるガラかよ。そもそも必要ねーよ…なんたってウチの愛娘がいるからな、もうとっくに俺好みのチームに仕上がっている
わずかな時間だけだったが伝えたいことも伝えられた、あとは見ているだけで十分だ。子供たちが未来を切り開いていく姿をな」



景虎がそう言った瞬間に審判がボールを投げ、試合が始まった。まずボールは誠凛ボールとなり、伊月の手に渡った












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