第18章 お片付けといきますか!
火神は意を決して腐海であるロッカーの前に立って手を突っ込んだ
だがその中は何かウニョウニョしており、火神はものすごく嫌そうな顔をしていた
火神
「うごっ、何か動いた!!」
小金井
「気のせいだ!突っ込めー!!」
木吉
「ああ!2号が逃げてしまったぞ!」
黒子
「あまりの匂いに、犬の嗅覚では耐えきれなかったんでしょう」
伊月
「お待たせー!んぐっ…委員会終わったよ」
黒子
「あ、また入れ替わりに伊月先輩」
伊月
「なんか今2号が一目散に逃げてったけど…てか、何だこの匂い。何やってんだ?」
日向
「お前は関係ない!邪魔するな」
小金井
「いやいや張本人だし」
伊月
「話が全然見えないんだけど…」
また2号と伊月が入れ替わりにやって来たのだが、その前からいた誠凛はみんな鼻をつまんでいた。伊月も匂いに耐えられなかったのが、んぐっ…の後から鼻をつまみ始めた
そして火神が頑張って頑張って、さらに頑張った結果は取れたのだ、が
火神
「ん…何だこの本」
小金井
「カビだらけでよく見えないけど…」
木吉
「月刊、ナース倶楽部…」
土田
「美巨乳ナース…夜の看護…」
小金井
「しかも…DXって…」
誠凛
「「どゅは!」」
相田
「楽しそうねぇ、みんな」
日向
「…ぁぁ、いち、違うんだ!コレは!」
出てきた本はまたそういういかがわしい本であり、表指名を読んだ瞬間に誠凛の顔は一気に青くなった
その後ろには興味がなくいなかったはずの相田とスクイズを持った名前が超絶笑顔で見参していた
相田
「お前ら5倍!」
「「ええええぇぇぇぇぇ!?」」