第18章 お片付けといきますか!
木吉
「改めて片付けるつもりで入ると…すごいな…」
伊月
「ああ、もうくじけそうだ!!」
いつも天然で笑っている木吉とダジャレばかりの伊月まで、今回の汚さにはものすごく真面目な顔をして言った
名前もそれにはあたしはあまりロッカーに立ち入りしなかったので…と言って苦笑いを浮かべていた
相田
「ちょっと!テキパキやらないと日が暮れちゃうわよ!」
ガチャ…と相田は適当にロッカーを開けると、その中はカビだらけである意味ふわふわだった
これが腐海かー…と名前は見ていると相田は勢いよく閉めて焼き払え!!と黒子に止められながら叫んだ
日向
「できるか!!」
そこ(腐海)から中がカビで見えないが、おにぎりのようなものが落ちてきて相田は疑問に思ったのか手に取った
ちなみにパッケージはついているので特に問題はない。大丈夫だ
相田
「これは?」
日向
「おにぎりみたいだ…が、いつのだ…!?」
そのおにぎりは相田の手の中でピクッ…と動いた。その様子に誠凛はみんな大きく口を開けて声にならない叫びをあげた
そして相田はイヤー!!と叫びながら火が燃えている一斗缶へと投げてぶちこんだ
伊月
「うっ、うごいたー!?」
降旗
「なんでだー!!」
福田
「もうヤダマジ帰りてぇ!!」
相田
「よーし、もう出てきたもん片っぱしから焼くわよ…燃えろ…すべて…」
小金井
「え!?カントク!?」
相田は先ほどのカビだらけのおにぎりによって何を思ったのか…ものすごく汗をかいており、目をいつもと違う目をしていた
その様子を見た誠凛は少々焦っていたが、その後それぞれしっかりと片付けを始めた