第3章 久しぶり
黒子
「髪も目も黒いですね」
名前
『この方がキューティクル目立って良くない?』
黒子
「僕に言われても困るんですけど…」
名前
『てへ』
黒子
「…」
名前
『何か反応してよ!』
そう言うとテツヤが懐かしいですね。と言って帝光の時の記憶が脳裏に映り、心がほわっと温かくなった
ふっと笑みを浮かべるとテツヤにギュウッと抱き締められて、ほんのりバニラの香りがしてまた懐かしい感覚に駆られた
黒子
「名字さん」
名前
『ん?』
黒子
「また会えて…嬉しいです」
名前
『…あたしも嬉しいよ』
向こうであたし何年間待って何歳になったと思ってんだ(高校は卒業したが、詳しいことは聞くな)
ぎゅっとテツヤを抱き締め返すと戸が開いて、黒子を抜く1年生4人が立っていた
火神
「お、お前ら何抱き締めあってんだよ!」
名前
『念願の再会だから』
降旗
「念願って…だったら名字さん学校来れば良かったんじゃ?」
黒子
「…学校?」
降旗
「1-Bに名前名字って名前、あったよな?」
福田
「あ、そう言えば!」
火神
「んな奴居たか?」
名前
『不登校とされてたのかな…』
その後誠凛1年5人に詳しく話を聞いてあたしは監督の部屋へと戻った
何はともあれ、会えて嬉しいです