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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第16章 決勝リーグ進出だよ





黒子の代わりに水戸部が入り、黒子はベンチへと座った

先程木吉にガンガン言われて少々落ち込んでいるように見えたが、現在はどうやら元気なようだ



小金井
「まだ出番あるぞ、集中力切らすなよ」


黒子
「ありがとうございます」


小金井
「心配しねーで、ひとまずみんなにまかせろ!」


黒子
「大丈夫です。むしろ新しいドライブを使うためにはこっちの方が助かります
それに…心配はしてません。信じてますから」



そう言う黒子の顔はとても晴れやかで、その言葉が本心なのだとよく伝わった

そんな中会場を走る影が1人、桃色の髪を揺らして息を切らしながら走っていた
彼女とすれ違う男はかわいい。や桐皇のマネだとか噂をしていた



桃井
「…!ああもう!やっぱり始まっちゃってる!
(もう!青峰くんのバカ!結局来てくれないし…てゆーか女の子を1人で平気で送り出すってどうなの?
心細いなーなんか…)」


黄瀬
「あれ?桃っちじゃん?」


名前
『桃っち…さつき!?』


黄瀬
「黒子っちと緑間っちの試合見に来たんスか?」


桃井
「きーちゃん!」


黄瀬
「その呼び方やめてくんないッスかね…?」


桃井
「だって、きーちゃんはきーちゃんでしょ?1人?」


名前
『ちょっと待て、あたしいるんですけど』


黄瀬
「そっス。先輩達誘ってもみんなで断られて…心細いったらないっするのス!」


桃井
「それきーちゃんが言っちゃう?私が言いたいよ!」


名前
『お前ら話聞けよ』



もう!と名前が可愛く怒ってみると桃井と黄瀬は冗談冗談。と笑った

名前は今の原作の台詞だよなー。と思いながら、1つ溜め息を吐いていた



黄瀬
「ま、ホントなら負けた相手と並んで見るのもヘンな話ッスけど、お互いにWC出場は決まってるしね。一時休戦ってことで」


桃井
「…ん、そだね…」


名前
『(待て、誠凛決まってるけど決まってないぞ)』


桃井
「そうだ!それより試合は…?」


黄瀬
「いやぁ、なかなか面白いことになってるッスよ」



黄瀬はそう言って、桃井と名前に向けていた視線をコートに向けた

名前は謎の笑みを浮かべながら、黄瀬と桃井に続いて視線をコートに向けた










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