第12章 花火大会だよ!
黒子
「先輩達は4人で来たんですか?」
土田
「ああ。でも俺達は選抜隊で、後から日向達と合流予定なんだ」
黒子
「そうでしたか…せっかくなら一緒にと思ったんですが…その人数ではちょっとここではせまいですね」
小金井
「ああ!いいよ!気にしないで!
あ、せっかく早く来て場所取りしてたのにここに入ったら悪いって水戸部も言ってる」
火神
「相変わらず顔色1つで水戸部先輩の言葉が分かるんすね」
名前
『顔色…なのか?』
まあ水戸部先輩の考えていることが分かれば何でも良いのだ。分からなかったら普通に困るから
そう思い切り1人で頷いていると土田先輩が周りを見て時計を確認していた
土田
「そろそろいこうか
結構先まで行かないと座れる場所無いみたいだし」
小金井
「だね~。じゃあ黒子、火神、名字ちゃんまたな」
2号
「わん!」
小金井
「ああ、2号も」
2号
「わんわん!」
黒子
「…まさか先輩に会うとは思いませんでした」
火神
「ああ…そいや今日は2号ユニフォーム着てないんだな」
黒子
「はい。洗濯中なんです
だから今日は首輪にしました」
火神
「ふーん…それよりさ黒子、そろそろか?」
黒子
「…っ、火神くん」
火神
「わあってるよ!まだだ。って言いたいんだろ!?」
名前
『(分かってるなら聞かなくてよくね!?)』
テツヤが火神をじっと見ているのをさらにあたしが見つめている中、火神はやはりウズウズしていた
まああたしも楽しみだから、否定はしないけど