肉食系女子のススメ《恥ずかしがりやの彼女~番外編》
第3章 ようこそ!ダイニングバー【A-style】へ!《店長side
はじめまして!
俺はダイニングバー【A-style】の店長の鈴木です!
あ、
今、平凡な名字だなーっと思ったソコのあなた!!
名字は平凡でも俺は熱意あふれるロマンの男なんですからっ
中身は平凡じゃないんですよ!(ドヤァ
………と、さっそく熱くなってしまいましたね。すみません(^o^;)
ではでは、さっそくですが、うちの愉快なバイトメンバーたちの日常を本人たちに内緒でこっそり教えちゃいますね☆
?「おはよーございまーす」
おっと!!どうしようかなーと考えていたら賢吾が丁度出勤してきましたよ!ま、もうとっくにオープンしてるんですけどね!
彼はね、…………えーと………
………うん。
わりと普通かな☆(テヘペロ
賢吾「………ちょっと……何ぶつぶつ言ってんすか……?よくわかんねーけど俺の悪口言ってません?」
店長「_____!?!?なっ何言ってんの!?んなわけないデショ!?」
突然の鋭い突っ込みに動揺した俺をなおも疑わしげな目付きで見てくる賢吾に、冷や汗がたらりと背中を伝う。
賢吾「………あーやーしーいー……。」
店長「あ、あははは。賢吾ってば何言ってんだか~~~変なやつだなぁ___のわっ!?」
じっとりと見つめてくる視線に堪えられずに振り返ると、ドンと何かにぶつかって。
?「___っと。大丈夫っすか?」
顔の目の前には綺麗なラインを描く鎖骨。
そのまま目線を上にずらすと登場したEX〇LE風なイケメン顔。
店長「おお!うちの稼ぎ頭2号__じゃなかった海斗じゃない!何でここにいんの?ホール担当じゃなかったっけ?」
ここは更衣室前でいわゆるバックヤードなわけで。
ホールにいるはずの海斗の姿に首をかしげてしまう。
海斗「B3卓のお客さんがさぁ~カクテル溢しちゃって、タオルとモップ取りに来たんだよ。ってわけで、邪魔なんでどいてもらっていいですか?」
店長「ヒドイ!海斗くんヒドイ!いつからそんな酷い子になったの!?」
海斗「…………あ、タオルあった。」
店長「って、ちょ!無視っ!?」ガーン
勘違いしちゃダメですよ?海斗とは仲良しですから。本当ですよ?今のはあの子の照れ隠しみたいなもんだからね?