第2章 世界W学園・・・・・・?
学校の校門の辺りに着いたとき、一人の男の人が目にとまった。
その人は、綺麗な黒髪に整った顔をしていて、まるで日本人のお手本のような人だった。
この人・・・私、会ったことあるような・・・。
気のせいかもしれないけど、そんな気がしてならなかった。
心夏「あ、あのっ・・・・・・!」
気がついたら私はその人に声をかけていた。
「・・・・・・っ な、なんですか・・・・?」
一瞬その人は驚いたような顔をした。
そんなに話しかけられたことにびっくりしたのかな・・・?;
心夏「あ、すみません・・・ なんでもないです・・・」
「そうですか、では、失礼します」
軽く一礼して行ってしまった・・・。
いや、別に行って欲しくなかったとか、そういうあれではないけど、なんか・・・すっごく、懐かしくて、切なくて、昔にこんな経験したことあるような・・・。
何なんだろ、この感じ………
変なのっ ……