第3章 W学園生活スタート!
顔どころじゃなく、耳まで真っ赤になる私。
菊「どうかしたのですか?」
心夏「いっ いえ!///」
私の心臓の音、本田くんに聞こえてるのかな…?
だとしたら、すっごく恥ずかしいっていうか、困る…。
菊「……?えっと… 本当に大丈夫ですか…?;」
心夏「………え?」
菊「ちょっと失礼しますね、」
私のおでこを触る本田くん。
ひんやり冷たい手が心地いい。
こんなこと、そんな、
嬉しすぎる。
菊「熱は、ないみたいですけど…」
本田君の服の裾を引っ張る。
心夏「ふ、 不意打ち……やめて、ください…///」
ちょっときょとんとしてる。
本田君は私に触ることに抵抗はないみたい…。
菊「え、えっと… すみません、いや、でしたか?」
心夏「ちっ 違います!! それは違います!」
だって、 好きだし…。
ちょっと矛盾してたかな…?
手の甲で口元を隠している本田くん。
心夏「……え、えっと、本田くん…?;」
菊「あっ い、いえっ えっと、実にすみません///」
心夏「えっ な、何が!?」
菊「では、私は戻りますね。 おやすみなさい」
心夏「…?おやすみ、なさい…」
行っちゃった。
私、何かした、のかな…?