第2章 世界W学園・・・・・・?
片付けも終わり、歓迎会の時間の少し前になった。
とりあえず、着替えて、ホールに向かった。
ホールに向かう途中に、テラスがあり、外を眺めていると、猫がいた。 可愛い三毛猫。
心夏「きゃあ♡ 猫ちゃんだーー!可愛い^^」
ちょっとぐらいなら・・・ 触っていてもいいよね・・・?
撫でていると、その猫は私にすりすりしてきた。
すっごく可愛い!!
心夏「あぁ・・・ 可愛い、和むし、私の猫ちゃんにしちゃだめ・・・かな?
…?あれ?首輪付けてない…。 野良猫なのかな?」
「その猫は、ずっと、そこにいるんです。」
誰かの声が聞こえた。振り返ると、今朝の男の人が居た。
心夏「わっ…!」
思わず声を上げてしまった。
少しずつこっちに向かって歩いてくる。
私との距離が縮まるたび、大きくなる私の鼓動。
でも、恥ずかしいとか、そういう感覚じゃない。
今日と同じように、
懐かしくて、切ない感じ__。