第2章 奴がやって来た
ツナがしばらく歩いていると前の方に日本人離れしたスタイルの金髪の少女が地図を睨んで立っていた
『あれ〜?おっかしいなぁ?ここ通るの3回目な気がする・・・』
ツナ「あ、あの〜、え、えくすきゅーずみー?」
『あっ!日本語で大丈夫よ』
ツナ「よかった。どこかお探しですか?」
『並盛中学校を探してるんだけど…はっ!申し遅れたわ‼私の名前はベネチアーノ・ミーナ、よろしくね!あなたの名前は?』
はきはきと日本語を喋る少女はミーナと名乗った
ツナ「オレは沢田綱吉、並盛中に通ってるよ。よければ並盛中まで案内するよ」
『ほんと⁉ありがとう‼えーっと…』
ツナ「ツナでいいよ」
『じゃ、遠慮なくツナ‼私のことはミーナって呼んで?』
ツナ「うん、わかった。(あれ?そういえば明日金髪の転校生が…)ああっ!もしかしてミーナ転校生?」
『そーだよー』
まさかの転校生との出会いに驚きつつもツナとミーナは並盛中学校へと歩いて行った
二人の後ろにいる黒い2つの影に気づかぬまま・・・