第2章 データ収集◇柳蓮二◇
「でもちょっと怖いな……」
「心配するな。俺がついている……」
「んっ……」
だがそんな話、今は関係ないな。
これからオレはを愛しながらデータを取らなければならない。
今まで見せなかった姿を沢山曝け出してくれ。
「ねぇ…っ、いきなり使うの…?」
「そんな事はしない。お前のナカを俺が解してからだ……」
「ん、ぅ…!」
さて指を入れたが……イかせはしないぞ。
データによれば一度絶頂を味わったカラダは、次の絶頂を迎えるまでに時間はそう掛からないからな。
それではあまり意味がない。
「あぁっ……れん、じ…っ」
「今日はいつもより16%くらい多く愛液が出ている。玩具を見て興奮したようだな」
「だって使った事ないもんっ……」
「そうだったな。……もう少し解そう、お楽しみはその後だ……」
「んっ、あぁ…っ」
愛液が多く出たのは好都合だった。
玩具を入れるなら充分に濡らす必要があったからな。
“は珍しい物を見ると興奮する……。”
これもデータに追加しておこう。