第2章 データ収集◇柳蓮二◇
「よし、こんなものだろう」
「やぁ……イきたいよ蓮二……」
「これから幾らでもイける筈だ。コレを使ってな」
大分解されたところでいよいよメインだ。
手始めにこのローターから使おう。
……ああその前に手枷を付けておかないとな。
暴れられては正しい結果が出ない。
「あ……やだ怖い何これ……」
「より素直に快感を得る為だ。直ぐに気にならなくなる」
「ほ、本当…?」
「ああ。では始めるぞ。感じるままに反応を示してくれ」
「ふぁ…!あっ!いやっ…!」
……嫌?嫌なのか?それは意外な反応だ。
使い方は間違っていない筈。
ローターは陰核に当てるものだ、オレはちゃんとやっている。
「何がどう嫌なんだ?教えてほしい」
「あっ、はぁ…っ、気持ちっ……あぁんっ…!」
「気持ち……何だ?」
「気持ちいいっ……んぅぅ…!」
なのに何故「嫌」なんだ?
これも一種の表現と捉えていいのか?
気持ちいいのに「嫌」や「やめて」と言ってしまう反射的な反応と。
まあ声は出ているし、腰も動いてしまっているから「気持ちいい」と言った言葉の方が正しいな。
「あっ蓮二っ……あっイク…!」
「そうか、なら少し強めに当ててみよう」
「ひっ……!あっ!やぁぁっ!」