第1章 夜は足元に気をつけて
英「じゃあ、いくぞ。」
そう言って呪文を唱え出したイギリスを皆は心配そうに見つめる。
そうすると、だんだん輝き始めた魔法陣。
皆、固唾を飲んで見守っていた。
魔法陣の輝きはどんどん強くなっていく。
米「ま、眩しいんだぞ!」
日「イギリスさん。まだですか?」
英「…ん、終わったぞ。後は光が治まるまで待つだけだ。」
しばらくすると、光が治まり始めた。
英「ついに、召喚されるのか⁉︎」
しかし、光が治まった魔法陣には…。
仏「なんも居ねーじゃねーかよ。」
英「アレ?」
中「少しでも期待した私が、馬鹿だったある。」
露「ざーんねーん…」(色々な意味で)
米「今回の世界会議はこれで———」
空気を珍しく読んだアメリカが会議を終わらせようとした。