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《黒バス》裏話へようこそ《R18》

第2章 嫉妬ちゃん◇高尾和成◇


◇高尾side◇



「なあ、どーしちゃったんだよ」

「……」

「オレ何かした?」

「……」



高尾和成、只今困惑中。


なーんかさ、ちゃんが今日ずっとおかしいんだわ。

オレが話し掛けても黙っちゃってさー、参っちまうぜ。



「とりあえず何があったか教えてくんね?じゃねーとどうしようもないっしょ?な?」

「……和くんって私の事好き?」

「あったり前じゃん。なーに聞いてんだよ」

「でも他の女の子と楽しそうにしてたもん……」

「あー……」



成る程ねぇ……嫉妬してくれちゃってるわけか。

ははっ、可愛い奴。


あれはオレも参ってんだよなー、女の子に話し掛けられんのは。
ちゃんがいんのにさ。皆知ってるくせに。


でも言えねーじゃん?「迷惑だから話し掛けんな」なんてさ。


オレ的には結構テキトーに話してるつもりだったんだけど……ちゃんにはそう見えてなかったって事か。
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