第4章 ヤンデレ◇黒子テツヤ◇
「挿れますよ……待ちくたびれましたか…?」
「はぁ……はぁ……」
結局指でもイってしまったからか、さんは胸を大きく上下させて呼吸しているだけです。
それなら答えてくれなくても仕方が無いと思っていたのに……
「ちょっと……ちょっとだけ待って……」
なんて言うから……僕怒っちゃいましたよ。
「どうしてですか」
「今入ったら……それだけでイきそう……」
「いいじゃないですか。僕のでイけるんですよ」
「でも……」
「しょうがないですね。そう言ってると顔、切り刻みますよ」
「えっ……」
「忘れてません。さんが火神君に笑いかけた事。この首を切り離して……飾って置いてもいいですよ」
そうすればさんの笑顔は永遠に僕のモノですよね。
綺麗に保存しておくと約束します。
毎日話し掛けて……笑いかけて……頭も撫でてあげますよ。
「若しくは火神君の抹殺です。どっちがいいですか」
「そんなの…!」
「どっちも嫌なら早く僕をカラダの中に沈ませて下さい。同化しましょう……僕と」