第2章 ジル•クリストフ❤︎lesson1
リリアはただ
コクコクと頷くことしかできない…
ジルはリリアのぬるみから
指を引き抜くと、優しく抱き上げ…
ベッドの上へその身体をそっと降ろした
「ただ交わればいいと…
そう思っていました
それが私の職務ですから…
しかしそれでは私の気が済みません
…私の全てで貴女を愛しても
よろしいですか…リリア?」
ナイトドレスが
するすると脱がされていく…
一糸まとわぬ姿になったリリアを
枕元に掛けられている
ボッティチェリの絵画の中の
裸のアプロディテが
じっと見下ろしていた
まだ誰も触れたことのない
薄紅色の胸の先端に
ジルの唇が触れ優しく包み込む…