第2章 ジル•クリストフ❤︎lesson1
「当たり前です…!だって…」
(だって…
ファーストキスだったのに…)
「全ておっしゃらなくても結構ですよ
よくわかりました…
貴女にはいろいろと
教えがいがありそうです
夜は長いですからね…プリンセス」
今度はリリアの後ろ髪に
右手を挿し入れ被さるように口付ける
ジルの薄い唇は激しくリリアの唇を食み…
息が苦しくなった頃
ぬるり…と舌が挿し入れられた
(あっ…イヤ…)
歯列をなぞられると
ゾクゾクとしたものが
腰から背中を走った
(キスってこんなことまでするの…?)