第1章 吉田松陽先生生存設定
所変わってここは天導衆がいる場所
「そろそろ奴を解放するか。」
「あぁ、あいつはもう何もしないだろう。」
「もし何かしたらその時は殺せばいいだけのこと。」
天導衆達が何やら真剣そうに話していた。
一体誰を解放するのやら。
「おい‼︎誰かおらぬか?‼︎」
「奴はもう用済みだ‼︎解放しろ‼︎」
……本当に誰を解放するのか。それはまだ少し先の話。
少しの時間が過ぎた
「お前はもう用済みだと上の方から言われた‼︎もう自由のみだ‼︎どこにでも行け!だが、変な気は起こすなよ?」
「変な気なんて起こしませんよ。今までありがとうございました。」
天人の下っ端らしきものが男を解放した。
その男は亜麻色の長い髪をしていた。
そして優しそうな声で敬語なのが印象に残る人だった。