第3章 白夜叉バレ~Happy End~
真選組の3人が万事屋の3人の向かい側に座った。
空気が重たく子供達にもそれがわかったのか銀時を守るように両端に座っていた。
重い空気を壊すようにいつものふざけた口調で話しかけた。
「で、今日はどうしたの?とうとうそっちのゴリラがストーカーで訴えられたのww」
「銀さん……」
新八が心配そうに銀時の名前を呼んだ。
「旦那は、俺たちを騙していたんですかぃ?」
「……なんのこと?」
「万事屋!てめぇしらばっくれてんじゃねぇぞ‼︎証拠はつかんでんだ‼︎お前が白夜叉だってことの‼︎」
万事屋の子供2人は心配そうに銀時を見上げた。
そして銀時が言う。
「で?」
「っ‼︎何がで?っだ!この人殺しが!」
土方がそう言うと銀時は少し悲しそうな顔をしたがすぐに無表情にもどした。
「何言ってるアルカ!銀ちゃんは優しいネ‼︎」
「そうですよ‼︎たとえ銀さんが人を殺していようと銀さんは銀さんです‼︎」
子供2人は銀時を守るように前に立って言った。
「もういいからお前ら帰れヨ!」
「うるせぇ‼︎ガキ共は黙ってろ‼︎」
土方が酷く言う。
「っ‼︎このクソマヨラー‼︎」
そう言って神楽は万事屋をでて行った。
銀時が立ち上がり新八の頭を撫でて言った。
「神楽を追いかけてくれ。」
「っ!……わかりました。」
だだだだ
新八もでていった。
「…そんなことして今更罪を補うつもりか?はっ!白夜叉様は大変だねぇ。」
土方がそう言った瞬間。