第10章 〜勝手〜
そして翌日…先生から告げられた事は…
先生「急な話しだが喜作は海外に行く事が決まり今朝の便で発った…皆さみしいだろうがまた手紙でも書いてやってくれ」
…え…私聞いてない…
どうして…昨日会って…SEXまでしたのに…どうして先生が知ってて私は…あれ…分からない…
先生「酒井ちょっと来い」
私「はい…」
そして私が先生に連れて来られた場所は空き教室
先生「急でショックだろうが…大丈夫か?」
私「なんとか…でも分かりません…」
先生「…喜作からお前に手紙を預かっていてな…」
私「え…」
先生「1.2限目は公欠にしといてやるから、ゆっくりしてけ…なんなら早退も許可してやる」
私「…⁇」
先生「じゃあ、俺は授業行くからな」
私は空き教室に1人立ち尽くしたまま…
目の前には京平からの手紙がある…京平の字だ…
どうしよう…読むのが怖い…
別れ話しだったら…手紙で…嫌だよ…
そう思うと涙が止まらないよ…